具体的な業務内容をご紹介します
社員は職務(舞台・照明・音響・映像業務)と役務(職務を円滑に行う為に営業、ホームページ、倉庫、資料管理、車両、広報など全社員が業務の効率化と生産性が高める)をそれぞれ担当します。
例えば、社員Aさんは「職務:音響、役務:ホームページ」の様に1人2役を担当して貰います。どちらも大切なお仕事です。
職務では、大きく分けて、施設管理業務と現場業務があります。
施設管理業務は業務委託契約しているホール、劇場等施設の舞台、照明、音響の管理業務です。ホールや劇場は高い所や暗い所、上から物が降りて来る場所等、危険が多いです。その為危険周知の為の声かけなど安全管理を第一にしています。ホールでの催事を円滑に行うため、そのホールに精通し、簡易なオペレート業務(音響のミキサー操作、照明の調光卓の操作、舞台機構の操作盤・綱元の操作等)や、コンサートやお芝居等の外部乗込み業者への対応(備品の貸出や、場所の説明、安全管理)など行い外部の業者さんと一緒に催事の成功の為業務に取り組みます。
現場業務とは直接お客様から自社に依頼があり、ホール・劇場に関わらず屋外やホテル等での舞台、照明、音響、映像業務を行います。施設管理業務の立場から見た外部乗込み業者とも言えます。こちらはお客様のイメージを具現化するため自社機材を用いて舞台、照明、音響、映像のプランを建て、催事を成功させる為に業務にあたります。
職務のイメージ
施設管理業務の様子
管理業務ではホールの備品の修繕なども行います。
管理業務では、反響板を組んでクラシックコンサートなども多く行います。
舞台・音響・照明の備品の整理整頓行います。
こちらは舞台備品の箱馬という、合唱等で山台を組む際に使用する箱状の備品です。
施設管理業務の一日の流れ
施設管理業務の一日の業務の流れを紹介します。催事内容によって時間の変動はありますが大まかなイメージは以下の通りです。
8:45 – 9:00 | 朝礼、当日の舞台・音響・照明の業務内容の打合せ |
9:00 – 10:30 | 舞台・音響・照明仕込み |
10:30 – 12:00 | 照明シュート、音響チューニング |
13:00 – 14:00 | リハーサル |
14:30 – 15:00 | 開場 |
15:00 – 17:00 | 本番 |
17:00 – 18:00 | 撤去、業務終了 |
現場業務の様子
音響現場業務
音響の仮設現場での仕込みの様子。機材を配置しケーブルを引き回します。
現場業務ではホテルの宴会場などでも機材を持ち込んで業務を行います。
音響現場業務では体育館など既存の機材がない場所に機材を持ち込んで業務を行います。
照明現場業務
照明の屋外催事の仕込みです。ケーブルも雨に濡れないよう養生と言ってビニールで覆います。
照明もホテル等では機材を持ち込んでオペレートする事も多くあります。
屋外の業務では、照明でピンスポットを設営してオペレートする事も多くあります。
映像現場業務
記録やライブ配信などで4Kカメラを使用し、高画質な映像を提供しています。
映像現場業務では学会や講演会でのスクリーン、プロジェクター設置、PCスイッチング業務などがあります。こちらはスイッチャー周りの様子です。
こちらはマルチスクリーンでライブカメラと筆記要訳の合成。それらをネット配信と複雑なシステムで行われたイベントです。
レーザー業務
照明とは別に自社ではレーザー業務も行っております。レーザーは照明では出せないとても集光したビームや一筆書きで描くグラフィックが魅力です。
こちらはとあるホールで行われたイベントで使ったレーザーの様子です。
レーザーは危険も多くあり、素人が扱うと事故につながる恐れがあります。
その為自社ではLASA(Laser Art & Science Association)の会員に登録しLASAの安全管理講習会に参加しております
現場業務の一日の流れ
現場業務の一日の業務の流れを紹介します。催事内容によって時間の変動はありますが大まかなイメージは以下の通りです。
9:00 – 9:30 | 機材搬入 |
9:30 – 11:00 | 舞台・音響・照明・映像仕込み |
11:00 – 12:00 | 照明シュート、音響チューニング |
13:00 – 14:30 | 照明 明かり作り |
14:30 – 15:00 | 音響サウンドチェック |
15:00 – 16:30 | リハーサル |
16:30 – 17:30 | 舞台・音響・照明直し作業 |
17:30 – 18:00 | 開場 |
18:00 – 20:00 | 本番 |
20:00 – 22:00 | 撤去、業務終了 |
役務のイメージ
もう1つの重要な仕事である役務についてはプロジェクトレビューで紹介致します。